<<<直前期対策は、あせらずゆっくりと>>>
宅建士本試験まで、あと30日余りになりました。皆様、準備のほどはいかがでしょうか。
「@明日、本試験でも大丈夫!」という方もいれば、「Aあと50日あれば、準備が間に合いそうなのに・・・」と
お考えの方もいらっしゃることでしょう。いずれにしましても、頭の中の宅建の知識が、10月20日の日曜日に
最高の状態になっているように仕上げていかなければなりません。
ですので、上記の@の方であれば、試験日までの間にその知識を維持していかなければなりませんし(大事なことは、
忘れやすいですからね)、Aの方であれば、あるだけの時間を使って知識を積み上げていかなければなりません。
そこでスケジュールの立て方ですが、9月の下旬から10月の上旬にかけまして、残っている時間につきましては、今まで使用していました過去問集
があれば、主要3分野「権利関係」「法令上の制限」「宅建業法」の問題を”万遍なく”バランスを取りながら、解き直しして参りましょう。
「権利関係の問題を全部解いてから、法令上の制限の問題に移ろう」というのではなくて、「権利関係の問題を3問解いて、次は
宅建業法を5問解いておこう」といったように、科目をすべて横断・網羅しながら毎日空き時間を使って解いていくように
しましょう。これは飽きないためと忘れないための学習法の、直前期バージョンです。過去問題集には、しおりを3枚はさんで
おいて、主要3分野それぞれ解き進めていくイメージです♪
そして、10月の上旬からは、「2時間計って50問の模擬試験演習」をはさんで参りましょう。登録講習を修了している方は、
1時間50分で45問になります。模擬試験は、毎日行う必要はありません。直前期に入りましたら、1日おき若しくは2日おきに
時間を計って行うとよいでしょう。模擬試験の間を空けているのは、やはり復習(解き直し)を行うためです。模擬試験を
毎日続けますと、復習する時間が取れません。また、疲労も溜まりますし、「さあ、模擬試験解くゾ」という集中力も途切れがち
になってしまう恐れがあります。有効的・効果的に模擬試験を活用しませんと、得点だけで一喜一憂していても効き目は薄れてしまいます。
宅建士試験は、紙と鉛筆を使った試験です。スマホアプリなどを活用した便利な学習方法も効き目がありますが、直前期では
あえて紙と鉛筆にもこだわってみると良いでしょう。マークシートを塗る作業も、慣れていませんと、以外に手間取るもの
です。本試験を想定した形式で、練習をしておくようにオススメします♪
(中神エマ宅建士研究所講師室編)
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