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ビジュアル宅建士 解答速報202112

◎令和3年(2021年)度の宅建士本試験(12月試験の部) 解答番号(中神エマ宅建士らぼ調べ)と試験の科目別分析です。

(1)科目別分析
■「令和3年度宅建士試験(12月試験の部)」の内容について振り返ってみましょう。科目ごとの特徴は・・・

令和3年度の宅建士試験(12月試験の部)が、12月19日に実施されました。受験されました 皆さま、お疲れ様でした。

10月に実施されました試験と比較しまして、「権利関係科目」「法令上の制限科目」の 難度が高く、点が取りにくい傾向が引き継がれている印象です。その意味で、試験が2回に 分けられたことによる影響は少ないと考えられます。

各科目の傾向の分析の概要です。

【権利関係】
1問目に「判決文問題」が出され、2問目には、近時改正が予定されております「相隣関係」 の出題が見られました。問3は、利益相反行為の知識が問われる問題でした。問7の「遺言」の出題は、 先般の改正点を問うものでした。問9は、建物を売却した場合と賃貸した場合とを比較する問題でした。 難度は、権利関係科目を通してやや難度の高い出題でした。

【法令上の制限】
10月の試験と同じく、「都市計画法」「建築基準法」ではやや難度の高い出題となりました。 問15は、一見簡単に見えますが、法律の定義をしっかりと押さえておかなければ解けない問題で、 以後は、このような傾向の出題が増えてくるものと想定されます。建築基準法でも、「施行令」「法の 別表」の知識も踏まえて解答する必要のある問題でした。「法令上の制限」科目につきましても、 十分な学習時間を確保していく必要が出てきているといえます。他法令につきましては、それほど難度は 高い印象はありませんでしたので、取りこぼしのないように注意していくことが必要でしょう。

【税法等】
国税からは「登録免許税」、地方税からは「固定資産税」の出題でした。やや難しい内容の肢もありましたが、 消去法などで解答を導き出すことができたのではないでしょうか。「地価公示法」の問題は、得点しやすい問題でした。

【宅建業法】
個数問題、組み合わせ問題も多く含まれてはいましたが、出題内容自体は基本的な内容で占められていましたので、 科目別の得点では、9割がた得点しておきたい内容であったといえます。

【免除科目】
土地・建物の構造についての出題は、専門的ではあるものの、文章から解答を導き出すことのできる傾向の 問題でした。他法令・統計については、例年通りの出題内容・難易度でした。

合格基準ですが、10月の試験の基準もある程度参考とすることのできる問題の内容でしたので、同程度の基準と なることが予想されます。(中神エマ宅建士研究所 講師室)


 
(2)解答番号速報(中神エマ宅建士らぼ調べ)
【問 1】 4
【問 2】 3
【問 3】 2
【問 4】 4
【問 5】 3
【問 6】 1
【問 7】 4
【問 8】 2
【問 9】 3
【問 10】 1
【問 11】 3
【問 12】 2
【問 13】 2
【問 14】 2
【問 15】 4
【問 16】 3
【問 17】 3
【問 18】 2
【問 19】 1
【問 20】 1
【問 21】 4
【問 22】 1
【問 23】 2
【問 24】 1
【問 25】 2
【問 26】 3
【問 27】 4
【問 28】 1
【問 29】 3
【問 30】 3
【問 31】 2
【問 32】 1
【問 33】 2
【問 34】 1
【問 35】 4
【問 36】 4
【問 37】 2
【問 38】 3
【問 39】 3
【問 40】 2
【問 41】 1
【問 42】 3
【問 43】 1
【問 44】 3
【問 45】 4
【問 46】 1
【問 47】 4
【問 48】 4
【問 49】 2
【問 50】 4


<<<合格ライン予想は・・・>>>



(中神エマ宅建士研究所 講師室)
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