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◎令和7年(2025年)度の宅建士本試験 解答番号(中神エマ宅建士らぼ調べ)と試験の科目別分析です。
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(1)科目別分析 |
■「令和7年度宅建士試験」の内容について振り返ってみましょう。科目ごとの特徴は・・・
令和7年度の宅建士試験、受験されました皆様、お疲れ様でした。
【試験全体の傾向につきまして】
今年度(令和7年度)の宅建士試験ですが、各科目を通じて、特段その出題順や出題傾向に例年との差はなく、
これから宅建士になろうとする受験者が知っておくべきその内容、基本的な事項について問う問題内容が多いものの、権利関係科目(民法)及び
宅地建物取引業法科目(宅建業法)において各1問ずつの組み合わせ問題、その他11問もの個数問題が出題されており、得点を用意にさせないと
いうような出題者の意図が感じられるラインナップとなっていました。今年度試験は個数問題等が多く出ているので、各科目を通じて、基本的事項をケアレスミスすることなく
時間内に解ききることが、合格するための重要な要素となっています。よって、合格ラインは昨年よりも若干下回ることが予想されるところです。(中神エマ)
【権利関係科目】
権利関係では、問4で「弁済・担保物権」、問6で「物権変動」が出題され、ともにやや難解な内容となっていました。
問7の出題は、ベースが賃貸借契約についての事例問題ですが、各肢に事務管理や担保物権、不当利得等の内容を混ぜている難問です
。問10は契約不適合責任からですが、民法の特別法である宅建業法での業者が負う担保責任に関する特約制限との関係を踏まえて解答
しなければならず、権利関係で高得点をマークすることはやや困難です。
【法令上の制限・税法他】
「法令上の制限」科目では、おなじみの都市計画法の開発許可制度、改正された建築基準法の建築確認に付いての出題が見られました。
土地区画整理法・農地法は、やや難解です。税目では、気になった贈与税等はありませんでした。
【宅建業法】
「宅建業法」科目では、最初の問26から報酬計算の出題がされ、計算問題の組合せ問題で時間をかけさせようという出題者の仕掛けが
見て取れます。その他、マネーロンダリング関連の出題がありましたので、面食らった方も多かったことでしょう。
【免除科目】
免除科目では、特に回答しにくい難解なものはないので、登録講習修了者と一般の受験者の方との間で、大きな差はつかないものと思われます。5問全部の正解が望まれる内容でした。
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(2)解答番号速報(中神エマ宅建士らぼ調べ)
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【問 1】 3
【問 2】 3
【問 3】 3
【問 4】 4
【問 5】 4
【問 6】 1
【問 7】 1
【問 8】 2
【問 9】 1
【問 10】 3
【問 11】 3
【問 12】 3
【問 13】 3
【問 14】 1
【問 15】 4
【問 16】 4
【問 17】 2
【問 18】 2
【問 19】 2
【問 20】 4
【問 21】 4
【問 22】 4
【問 23】 1
【問 24】 2
【問 25】 1
【問 26】 4
【問 27】 1
【問 28】 2
【問 29】 2
【問 30】 3
【問 31】 4
【問 32】 2
【問 33】 3
【問 34】 3
【問 35】 1
【問 36】 4
【問 37】 4
【問 38】 3
【問 39】 4
【問 40】 3
【問 41】 1
【問 42】 2
【問 43】 4
【問 44】 2
【問 45】 4
【問 46】 2
【問 47】 3
【問 48】 2
【問 49】 1
【問 50】 1
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(中神エマ宅建士研究所 講師室) |